DobyGames Blog

ゲーム制作、ゲームデザインに関する記事を上げていきます。

BitSummit2014へ行ってきました! - 京都インディーズゲームフェスティバル -

f:id:dobygames714:20140313155235p:plain

BitSummit2014 - 京都インディーズゲームフェスティバル -

こんにちは! 3月8日に京都で開催されたゲームの祭典、
BitSummitに参加してきました。
本記事ではプレイさせていただいたゲームの中から、
プレイレポートをお届けいたします!

まずはBitSummitって何?

インディーゲームのための祭典、それがBitSummitです!
今回は第二回目の開催らしく、京都という土地柄も注目を集め、
合計参加者数「5,350人」という大きなイベントになりました。

もともとは、有限会社キュー・ゲームスのジェームズ・ミルキー氏が考案された、
個人開催のイベントだったのですが、このように大きなイベントに成長して嬉しいですね!!

熱気ムンムン!オタク率MAX!どこもかしこもゲームだらけ!

ゲーム好きな筆者にとっては、たまらないイベントでした。
前も後ろもゲーム尽くしで、BGMに旧ファミコンのメドレーが爆音で流れてきたりとか(笑)

予想していたより規模が大きく、なんと117チームものブースが出展されていたようです。

「こんなにゲームクリエイターの人、居やはったんやー!」と関心したのですが、
出展ブースの、半数近くは海外のクリエイターさんでした。
ニヒルなゲームクリエイターって感じのおにーさんも居られました。
(目が合うと無言でカードを差し出してくる。Cool!)

英語がもっとしゃべれたら楽しかっただろうなあ……
来年は、ぜひ出展者として参加したいですね!

各ブースの感想

 記憶ごっちゃになってるので、思いついた順にばーっと書いていきます。

1.peakvox(マジマジョ 3DS

f:id:dobygames714:20140313152522p:plain
3DSダウンロードコンテンツ用にゲームを作っている会社さん。
マジマジョの操作性がおもしろかったので、ぜひ遊んでみて欲しい。
DobyGamesが制作した「LOA」をパズルゲームにしたらこんな感じになりそう。
「同じ色をつなげると強くなる」という効果は、わかりやすくていいね。
参考:DSiウェア [peakvox マジマジョ] | peakvox

2.マッチロック株式会社(Bishamon)

f:id:dobygames714:20140313154146p:plain
BitSummit面白いなーと思ったのは、クリエイター支援ツールを開発している企業の出展もあったこと。
Bishamonはゲームエフェクトを作成できるツールで、とても綺麗なエフェクトが展示されていた。
 展示作品も学生が製作したとのことで、開発者さんいわく「初心者でも綺麗なエフェクトがつくれますよ!」とのこと。
 インディーズ用は19,800円。2D/3Dどちらにも対応している。
「Tengami」という和風アドベンチャーで採用されたんだが、これがまたすごい。
参考:Tengami (テンガミ) | Nyamyam
 

3.Vision Stock(Pavilion)

f:id:dobygames714:20140313154234p:plain
海外勢SUGEEE!!と感じた作品紹介 vol.1
さきほど書いたニヒルなにーちゃんの作品がコレ
緑化した都市に迷い込んだ主人公。プレイヤーは光るアイコン(ウィル・オ・ウィスプみたいな形状をしている)を操ってステージの謎を解き、主人公の道をつくるのが目的。
アートワークがミステリアスな雰囲気を持っていてすばらしい。
参考:http://press.inthepavilion.com/

4.Elliot Collis(desolate)

f:id:dobygames714:20140313154259p:plain
海外勢SUGEEE!!と感じた作品紹介 vol.2
ちょっと変わったゲームデザイン。今回のおきにいり作品。
小さな生物(まっくろくろすけみたいなやつ)を対話し操ってステージを進めていく。
だいたい道に穴が開いていたり、岩が転がっていたりするので、穴をふさいですすむ。
中には、自分では押せない岩があるので、その場合はまっくろくろすけと協力して道をつくる。そしてこれが気持ちいい。
まっくろくろすけと対話したい!手招きして撫でてやりたい!という欲求どおりに行動してると、いつのまにか道ができてる。この感覚はちょっとした驚きで、あたらしいと感じた。
参考:http://www.desolate-game.com/

5.Santa Ragione(Mirror Moon)

f:id:dobygames714:20140313154327p:plain
海外勢SUGEEE!!と感じた作品紹介 vol.3
独特の雰囲気と謎につつまれたゲーム。
「Mirror Moon」というタイトルからもわかるように、鏡写しになった月が舞台。
「月を操作する」というインタラクティブが提示されるんだけど言語の壁があって説明が聞き取れなかった(笑)
どうやら月面のどこかにあるチェックポイントを目指すことが目的のようだ。
月には”昼と夜”の状態があり、マウス操作で月の位置と角度を変えることができる。
プレイヤーはビームを発射でき、月面に目印を残すことが出来る。
ここで注意してほしいのが、月は”自分が立っている世界”であり”空に浮かぶ衛生”なんだ。
だから、”空に浮かぶ衛生”を操作すると、”自分が立っている世界”に影響がある。
”空に浮かぶ衛生”をビームで打つと、”自分が立ってる世界”に目印が残る。わかるかな〜(笑)
とにかくすごいゲームだとおもうので動画でチェックしよー。
参考:http://www.mirrormoongame.com/

6.モンケン

f:id:dobygames714:20140313154346p:plain
キャンプファイヤーのゲーム製作プロジェクト。シンプルで奥深いビル破壊ゲー。
クレーン車を左右するだけなのに、どうしてこんなにおもしろいんだ!
プロジェクトそのものが可能性にあふれているので要注目。
参考:http://camp-fire.jp/projects/view/605

7.神奈川電子技術研究所(AGARTHA)

f:id:dobygames714:20140313154410p:plain
尖ったゲームを作っているベテランサークル。
AGARTHAは8bitの世界を進むアドベンチャー
岩を壊して、ダムを決壊させ、マグマを冷やし、地面をつくり、蒸気に乗る。
複数の作品が展示されていたんだが、QUALIAというゲームも面白かった。
そちらは”波”を発生させて攻撃するアクションゲーム。
すっげーワクワクした。このひとたちは凄い。
参考:http://www.shindenken.org/

BitSummit 2014まとめ

 以上、印象に残ったゲームの紹介でしたが、気になった作品はありましたか?
 海外インディゲームは「こんなのあるんだー!」という驚きがあったので、
 一般の日本在住のかたでも遊べるように入手しやすくなるといいですね!

 来年はもっと!盛り上がるイベントになって、世界中の人が交流できる、
 そんな”お祭り”になる可能性を感じさせるイベントでした!